家族構成をベースに間取りづくり - 姫路で家族構成・人数にあった間取りを考えるブログ

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家族構成をベースに間取りづくり

家族構成によって必要な建物坪数、間取りづくりが変化してきます。
目先の希望だけに捕らわれず、実生活や将来を見据えて間取りづくりを始めましょう。


・住み始めの家族構成
スケジュール感や個々の理由にもよりますが、建築計画を開始してから、約半年から1年程で新居にて生活が始められます。
検討を始めてから住み始めて間もない時期では家族構成が変化することは早々ないとは思うので、住み始めるにあたっての優先順位を考えてみましょう。

・部屋数
仮に単世帯での計画の場合、割合を多く占める家族構成は3人から4人家族といった構成です。
この場合最低限必要な部屋数としてはLDK以外に3部屋は必要になってくると思います。
子供たちの部屋、夫婦の寝室です。
子供たちが成人するまでは、同じ家で生活することにはなってくるので、子供なりのプライベート空間の確保はしてあげたいです。
近年では勉強やくつろぐ時間もリビングで過ごすことが多くはありますが、一人になりたい時間もあるはずです。
大きさはともかくとしても、スペースはつくってあげましょう。

・LDKの考え方
共有空間のLDKは各居室と比べるとある程度広い空間となってきます。
単純な帖数(坪数)だけで考えるのではなく、配置する家具なども踏まえて検討してみましょう。
ダイニングテーブルひとつをとっても、4人かけのテーブルと、6人かけのテーブルでサイズは大きく異なってきます。
ソファーについても同じことがいえます。
サイズもそうですが、形がI型なのか、L型なのかによっても配置に必要なスペースは変化してきます。
希望の商品などがあればあらかじめ大きさや形は確認して相談する担当さんに伝えましょう。

・将来を考える
将来を見据えることが一番難しい部分ではありますが、まさに家族構成が関わってきます。
子供たちが巣立った後のこと、また両親の同居も場合によっては考えられます。
居室はすべて2階に設けていいのか、同居、介護を見据えて1部屋は1階のリビング近くに設けるなどといった検討も必要かもしれません。
可能性のある要素はある程度踏まえて間取りづくりを行うとより満足のいく計画にすることができると思います。